文系・初心者からPythonの学習を始めようと考えている人向けの記事です。
「文系だけどPythonの学習の始め方を知りたい。できればPythonの資格を最短で取得したいけど、具体的な方法が分からない。。具体的な方法を教えてください。」
という方に向けて疑問に答えたいと思います。
本記事のテーマ Python学習の始め方 最短1ヶ月半で資格取得【文系初心者向け】 |
文系初心者向けPython学習の始め方
- 目標を設定する
- 環境を設定する
- 基礎の学習
- 効率的学習の手順
- 資格試験を受ける
✔️この記事の信頼性
記事を書いている私は、プログラミング暦11ヶ月ほど。
元看護師・未経験でIT企業にエンジニアとして転職できるまでになりました。
Pythonの資格は1週間の試験勉強で取得。他言語の学習経験がある方は1ヶ月かからず資格取得できると思います。
私の経緯はこちら:miyaconetのご紹介|ネット×プログラミングで自由な働き方
✔️この記事を読んでくださる方へ
この記事では「これからPythonの学習を始めたいけど、どこから手をつけていいか分からない」という方に向けて書いています。この記事を読むことで、「Python初心者の学習目標、具体的な始め方、資格取得」までがイメージできるようになります。
忙しい日々の中、少しでも効率的な学習をして目標が達成できるとプログラミング学習は楽しくなります。挫折しにくくなると思います。少なくとも、私は楽しくなりました。この記事を読んでいるあなたに楽しいプログラミング学習が始まりますように、と願いを込めて。
それでは、さっそく見ていきましょう。
1.目標の設定 目標はPython3エンジニア認定基礎を取得!
Pythonには公式の認定資格があります。一つは「Python3エンジニア認定基礎」もう一つは「Python3エンジニア認定データ分析」です。
今回は学習未経験・初心者向けの「エンジニア認定基礎」の試験合格を目標とします。
✔️理由
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と言ったことから、Python3エンジニア認定基礎試験を目標にする事をお勧めします。
試験の詳しい概要については[5.資格試験を受ける]の項目で説明します。
2. 環境を設定する PCを準備してPython3をインストールする
プログラミング学習を始めるにあたって、必要な物はPC(パソコン)です。
すでに持っている方は今あるもので十分です。
PCを持っていない方で購入を検討している方は、用途・目的によって選ぶのがいいでしょう。
◇プログラミング学習をして今後アプリ開発やフリーランスエンジニアとしてやっていきたい方
そんな方にはMac Book Proがお勧めです。私も13インチを使っています。最新 Apple MacBook Pro (13インチPro, 16GB RAM, 1TB SSDストレージ, Magic Keyboard) - シルバー
アップル公式:https://www.apple.com/
◇そうではなく、仕事でPython使っていきたいぐらいまたは、そこまでいいのじゃなくてもいいよ、という方
予算で決めたりWindows PCでも大丈夫です。私が最初の転職先で支給されたのは何ヶ月使ってなかったんだ?と思うくらいあれなWindowsのノートでした。それでもプログラミングやってました。
Pyhon3のインストール
いよいよPyhton3(3はバージョンです。2020年現在の最新バージョンはPython3)のインストールです。ネット環境は必須です。
Pythonのインストール公式サイトはこちらです。https://www.python.org/
ただ、公式サイトの説明はちょっとわかりにくいと感じるかもしれません。でも大丈夫、いろんな人が初心者向けにPythonのインストールについて詳しく説明してくれています。
参考サイト:Pythonインストール方法解説サイト
こちらを参考にしながらPython3をインストールしていきましょう。もちろん公式サイトからでも問題ありません。
インストールまで出来たら環境はOKです。
3. 基礎の学習 無料のネット教材で動かしながらPythonの基礎学習
初心者に一番おすすめのネット学習サイトは「ProgateのPython講座」です。
✔️理由
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やっぱり、「講義だけ・教科書だけ見るよりも実際にコードを書いて動かす」事で理解が早くなると思います。
それに、もし[2. 環境の設定]でPythonが上手くインストールできなくてもProgateに環境が準備されているので学習だけなら問題ありません。すぐに学習を始められます。
自分で何かを作ってみたい、仕事で使いたいならインストールは必須ですが。
とりあえず、学習の基礎の第一歩としてProgateのPython講座をやってみましょう!
こうやって書くと、こんな結果が出るんだと動かしながら学べます。
4. 学習の手順 基本書で模写・練習問題→Pythonチュートリアルへ
Pyhthonの試験には公式の参考書があります。それが「Pythonチュートリアル」です。ここから試験問題が出題されます。
ただ、この本は初心者には読みにくいし難しいです。
元々、Pythonを作った海外の方の文章を日本語に訳しているのですが、簡単な事をより難しく説明されているような錯覚に陥ります。(作者さんすみません)
なので、ProgateでPython講座を終了した方にはこちらの基本書をお勧めします。
①新明解Python入門 |
②すっきりわかるPython |
どちらか1冊で十分です。
私は「新明解」の方を使っていました。”まとめ”が分かりやすく、そのページにあるsampleコードを模写するとより理解が深まりました。
「すっきりわかる」の方は、転職先の入職時研修で渡されて読みましたが、初心者向けでわかりやすい内容でした。練習問題があるので考える力が付くと思います。
上記のどちらかで学習を終えたら、ここで「Pythonチュートリアル」を読みましょう。
重要な構文やポイントをノートにつけたり、実際コードを書いて動かして理解する事を目指します。
ただし、全部の章を100%理解できなくても大丈夫です。はじめはさっと読んで、章によって出題率が違うので、出題率の高い章を重点的にじっくり読むという作戦もありです。出題率については、こちらの方の試験対策記事が非常に参考になります。Python3エンジニア認定基礎の効率的な勉強法!
「Pythonチュートリアル」はAmazonでも買えますが、公式サイトで試験のチケットと同時購入するとちょっと割引してくれるようです(私は知らなかったので本を単体で買ってしまいました)
学割だとさらに割引があるようなので、学生の方はお得
ですよ。
Python3エンジニア認定基礎試験 公式サイト→https://cbt.odyssey-com.co.jp/
5. 資格試験を受ける 対策はひたすら模試!満点取れるまでやる!
Pyton3エンジニア認定基礎には公式の模擬試験があります。
模擬試験→認定模擬問題(DIVE INTO EXAM) 認定模擬問題(PRIME STUDY)
もちろん無料です。そして、この試験の問題から似た問題もしくはほぼ同じ問題が出ます。
はじめは半分も点数が取れないかもしれません。でも何度も繰り返して受けていくと、満点が取れるようになります。ちなみに私は初回40%→7回目でやっと満点でした。
本試験は模擬試験よりちょっと難しい問題もあったのですが、模擬試験で満点取れれば本試験でも正答率は80%ぐらいはいくと思います(ボーダーラインは70%)
模擬試験の段階まできたら早めに試験の予約をしましょう
試験はネットで予約して、近所の会場で受験します。1・2週間前から予約しておく事をお勧めします。
予約方法は公式ページに説明があります。公式サイト:https://cbt.odyssey-com.co.jp/
最後に
今回のPython3エンジニア認定基礎の学習方法を、Python未経験だった非IT(医療系)の友人に教えたら1ヶ月半で合格できました。なので、かなり再現性は高いのではないかと思います。
ただ、やっぱり独学は厳しい・スクールに行って学習したい人もいると思います。そういった方の参考に、評判のいいのプログラミング学習オンラインスクールもこちらに貼っておきます。TechAcademy [テックアカデミー]
学習のモチベーションが落ちにくいのは独学よりもスクールなのは間違いないです。
記事は資格試験を目標にしていましたが、もしこの記事を読んでくださったあなたが、少しでもPython・プログラミング学習を始めるきっかけになれば嬉しいです。
もし基礎学習などでつまずいた時はTwitterから質問をください。できるだけお答えします。わからなくても調べます(^^)
では、今回はこの辺で。